アメリカ独立記念日 (1)
| イエローストーン国立公園 (1-1)・・・ Grant Village |
2020/05/02 |
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今日の午後 5時頃、イエローストーン国立公園の中にある "Grant Village" の宿に到着した。まだまだ陽が高いので散歩に出かけることにした。近くのイエロストーン湖の湖岸にある 「西親指間欠泉水盤」 というトレイルがある。一時間もあれば回れるということであった。それにホテルから近いのだ。また、このホテルは連泊で予約済みであるから時間は気にしなくてもよいのである。
cf. イエローストーン国立公園 (1-2) Grant Village 散策
イエローストーン湖 Yellowstone Lake
イエロストーン湖はイエローストーン国立公園南部に位置し、海抜 2,357m の処にあり、真夏でも表面温度は平均16℃ということで水泳には適さないという。また、高地にある湖としては北アメリカ最大という。
このイエロストーン湖の湖岸にはレイクビレッジやグラントビレッジがあり宿泊施設やビジターセンターもある風光明媚な保養地になっている。
cf. イエローストーン川
cf. 事前予約済み
cf. イエロストーン湖見取図
cf. Grant Village 到着
West Thumb Geyser Basin
西親指間欠泉水盤 West Thumb Geyser Basin
Grant Village |
Park Store
2013/07/05 17:15
イエローストーン協会 The Yellowstone Association は、主に寄附により運営される非営利団体で、国宝とも言うべきイエローストーン地域の自然遺産を理解と啓蒙によって守って行くことを目指している。 |
West Thumb Geyser Basin
見取図
2013/07/05 17:49-17:50
珍妙な名前・・・西親指間欠泉水盤
"West Thumb Geyser Basin" は直訳すれば、何とも珍妙な 「西親指間欠泉水盤」 となる。しかし、これが英語ネイティブの人の感じ方であり、耳に入る順番に理解していくものである。これを日本語的に順番を入れ替えたりして意訳するのは英語感覚から遠ざかる気がする。
要するに、『イエローストーン湖の西にある親指と呼ばれる水盤のようなところ』 である。その一帯は様々な間欠泉（○印で表示）が散らばるようにしてある。
ここで “親指 thumb” と言えば、必ず手の平を連想するもので、そこから親指のような形や大きさや配置などが思い浮かぶのだ。
cf. 西親指の拡大写真
未だまだ陽は高く、今から一周約 0.75㎞のトレイルを巡ることにした次第である。ここは別府温泉や登別温泉などで見られるような景色であるが、何しろイエローストーン国立公園には有名な間欠泉があるところであるから規模が違う感じがする。
cf. 西親指のパネル表示
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2013/07/05 17:52-17:58
このトレイルは要所要所に説明板とともに間欠泉に近づいて観察できるようになっていた。 |
"Abyss Pool"
2013/07/05 17:58
"Abyss Pool" の銘板があった。むかし、アビス（深海）という映画を見たことがあったが・・・ただ、空が映り込み、アビスというような深さは感じることは出来なかった。 |
"Black Pool"
2013/07/05 17:59-18:01
"Black Pool" との銘板があった。単に 「黒いプール」 と言うより、光をも吸い込み逃がさない “ブラックホール” をイメージして吸い込まれそうで気味悪い心地した。
ブラックホール black hole
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2013/07/05 18:01-18:03
トレイルはイエロストーン湖の湖岸へと続いていた。
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"Big Cone"
2013/07/05 17:52-
“Big Cone 即ち、大きなコーン形の間欠泉”とい銘板があったが・・・見た目では小さな水溜りに見えるのだが、まぁ、外観だけで判断してはいけない・・・何でもな・・・
丁度いい距離感んで標的のような水溜りがあるので石でもあれば投げ入れて見たくなる。
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注意書き
2013/07/05 18:07
この辺りには色んなプール（火口の様な水溜り）があるが、その中にコインや岩、その他の物を投げ入れることは違法行為である。もし、これに違反すれば ＄50,000 の罰金が課せられる旨の注意書きあった。
なるほど
穴があれば覗きたくなったり、モノを投げ入れたり、中に入ったりしてみたくなるのは誰しも同じだろう。しかし、ここにあるものは地下のマグマと直結しているのである。
投げ入れたモノがトラバーチンの効果で固まって大きくなりコーンを塞ぐことになる。それは間欠泉の通路を塞ぐことになり、その塊 かたまり はいずれ間欠泉の爆発で吹き飛ばされるだろう。
cf. コーンのこと
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"Fishing Cone"
"Lakeshore Geyser"
2013/07/05 18:11
"Lakeshore Geyser"
Unlawful to throw object into pool プールに物を投げ込むのは違法である |
"An Exploded Bay"
2013/07/05 18:13
パネル板の表題が 「爆発した湾 An Exploded Bay」 となっている。要するに、この西親指エリア湾岸線は、火山爆発により出来たクレータのような輪郭線が確認できるとのことである。そして、このエリアの水中の様子は、イエローストーン湖の他の部分よりも劇的に深くなっているとそうだ。
そして、この大爆発は125,000年前に起こったが、今もなお熱的には活発であり、温泉、泥壺、そして湖岸に沿ってある間欠泉は水蒸気を吹上げ、熱湯が湧き上がる。そして、その高温の熱対流が湖底堆積物にまで及んでいることが温度計の観察から読み取れるという。
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西親指の拡大写真
2013/07/05 18:13
なるほど、上の写真のイエロストーン湖の形から現在地は親指 thumb に見えて来る。また、イエロストーン湖の西側に在ることも分る。だから、西親指と呼ばれる分けだ。
その親指の爪に当たる処が水盤 basin のようになっていて、その中に大小各種の間欠泉が散らばっているのである。
cf. 見取図
cf. 西親指のパネル表示
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2013/07/05 18:25
このような場所であるがウサギがいた。まぁ、食べものには困ることはないかも知れないが・・・また、観光客が多いのでキツネといった捕食者は住み難いかも知れない。 |
2013/07/05 18:27-18:30
“thin crust area 薄い地殻領域” との注意書きがあった。このあたりの地殻自体が壊れやすいことと自分自身の身の安全考えて立ち入りを禁止しているのだ。あくまでも木道から外れてはいけない。
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2013/07/05 18:38-18:40
遠くに見える湖 みずうみ はイエロストーン湖であろう。
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西親指のパネル表示
2013/07/05 20:13
ホテルに戻って来ると夕焼け空になっていた。もう一度イエロストーン湖が見えるところまで戻りたい衝動に駆られるのだが最早その余裕はなかった。
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| 西親指間欠泉水盤 West Thumb Geyser Basin “Grant Village” |
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