ここまでおいで
　このヌマヨシキリにしろ、スゲヨシキリにせよ ・・・ その性格は似たり寄ったりであった。　追えば逃げる ・・・ 逃げれば、また、追うの繰り返しであった。

　要するに、彼らは逃げるにしても ・・・ ここまでおいでといわんばかりに ・・・ ほんの少し移動するだけである。　・・・ だから、ついつい追ってしまうのだった。

　cf. 同じ轍を踏む



　ただ、彼らが混群のようにして一緒にいたとは思えなかった。　『あれっ？　さっきのとちゃうなぁー』 という感じであった。　彼らも棲み分けていたのだろう。

　ここは、灌木があるところと、無いところがあって ・・・ どちらがどうだったか思い出せないのだが ・・・ それによって出現率が変わったのだ。

　cf. オナガの出現率

ヌマヨシキリのいた風景

オースト・バールデルス・プラッセン　東バールデルス堤防 2011/06/06　Photo by Kohyuh

★同定の理由　*207
　・スゲヨシキリと比較して眉班が目立たない。

【補注】
　ヌマヨシキリは、コヨシキリと酷似するが、少しふっくらしているという。　ところで、コヨシキリは見たことはないので何ともいえないが、オオヨシキリと比較すると、確かに、ふっくらとしているように見える。

★渡り　*201　*212
　ヌマヨシキリは、主に、英国南部、フランス西部、ドイツ、中欧、東欧、ロシア南部および中央部などで繁殖し、冬場はアフリカ南東部などに渡って越冬する。




★食べもの　*201
　ヌマヨシキリは、主に、昆虫やクモ類を捕食するが、ときにベリー類も採餌する。




★名前の由来　*31
　「ヌマ」 は 「沼」 であり、沼地にすむヨシキリの仲間であろうことは容易に類推できるだろう。

　cf. 潭・沼・池・湖の違い

cf. ツィートピック過去ログ連動
　2011/06/04 　Oostvaardersland のビジターセンター
　2011/06/04 　Oostvaardersland の風景
　2011/06/04 　Lepelaarplassen の案内板
　2011/06/04 　Lepelaarplassen の風景

　2011/06/05 　列車でアムステルダムへ
　2011/06/05 　車で乗り入れはしたくない町
　2011/06/05 　前売り券は効果あり
　2011/06/05 　美術館巡りは疲れる
　2011/06/05 　アムステルダムは水の都

　2011/06/06 　大堤防に向かう
　2011/06/06 　小堤防を渡ったところの町は ・・・
　2011/06/06 　大堤防の展望台からの眺め
　2011/06/06 　宿探しはインフォーメーションで ・・・
　2011/06/06 　今夜の宿は藁ぶき屋根のオランダの農家

　2011/06/07 　シュバシコウがいた
　2011/06/07 　再び、ドイツに戻る