５０パーセントは保証できる
　ただ、大した知識の持ち合わせがなくても、メジロかフィリピンメジロか、図鑑に載っている２枚の写真から二者択一で決めればいいのであるから、まぁ、正解の確率は少なくとも 50% は保証できるというものだ。

　それに、目をつぶって決めてもそうだから ・・・今回は細い眼ながら、大きく開けて、見て決めた。　だから、正解率は ・・・ さらに、多少は上乗せしてもいいと思っている。

　しかし、もっと精度を上げたいと思ってネット上で調べて行くと、逆に混乱してしまった。　あまりにも亜種が多すぎるのだ。

　昔から愛玩用などで知名度が高かったこともあって、見慣れてくるにつれ、その違いに目が届くようになったのかも知れない。

　これで本当に、すべて見分けがつくのかと考え込んでしまう。　もちろん、解剖台の上やら、ＤＮＡ 鑑定などを通して比較検討された結果なのであろう。

　現在では密猟の問題もあって、飼育種と野生種の見分け方などが公開されている。　その見分け方だが、それこそ解剖台に乗せて観察しなければわからないほどの違いしかない。

　cf. 美しいものが美しいが故に
　cf. 全国野鳥密猟対策連絡会 （密対連）
　cf. これは人間の業かも知れない

亜種なればこそ
　ただ、亜種というのは分布に地域性があるものなので、一所にすべてが棲息していることは決してなかろう。　要するに、ある地域で固定的に棲息しているからこそ、亜種として分化したに違いないのだ。

　だから ・・・ 鳥観 とりみ の際、どこで見たかという地域情報も大きな同定の要素の一つになり得るのは言うまでもない。

★渡り
　このフィリピンメジロは主にフィリピン、台湾などに留鳥として棲息する。




★食べもの　*214-304
　メジロの仲間 の食性は皆同じで、昆虫や花蜜やベリー類、熟した果実などを好む。




★名前の由来
　名前のとおり、主にフィリピンで見られる メジロの仲間 ということであろう。

cf. ツイート過去ログ ・・・　台湾編 3　(2015/01/26 - 2016/02/25)
　(01) 2015/01/28 　 定番の善哉
　(02) 2015/01/28 　 大胡公園駅の外観
　(03) 2015/01/28 　 大胡公園にある９曲橋と水上展望台

　cf. 大胡公園

補注
　今回は、数日遅れではあったがツィータ twitter を利用して、旅先から投稿した。　その過去の記録と連動させることによって本文を補強する。

　ここで日付は現地時間である。　時差は考慮していないので、多少のずれが発生するかもしれない。