ツツドリ （筒鳥）

2006/10/05

ツツドリ　八幡市 2006/09/30 Photo by Takayama （写真提供：　高山）

　《 ツツドリに運良く遭遇 》
　『運良くツツドリに遭遇、鳴き声をじっくり聞いてみたいです。　それから、しばらく桜公園に居て、みんなを楽しませてね』

　そのカッコウにしても、、不思議なことに、姿を観て見たいとは思うが、私は初めから諦めていて、観ようとは思っていなかった。　即ち、観ようと努力する気が起こらなかったということである。

　要するに、あまり衝撃が大きすぎると、考える力というか、意欲と言うか、闘争心というか、そんなものが消えうせてしまう、力が抜けてしまう ・・・ そんな気がする。　回復するには、来シーズンまで待たねばなるまい。

　ツツドリの名前は、広辞苑にあるとおり、空筒 （からづつ） を打つような、その鳴き声に由来する。　録音でしか未だ聞いたことがないが、聞けばなるほどと思う。

筒鳥 ツツドリ

カッコウ目の鳥。 　カッコウに似るが、少し小さくて、体の下面の横斑は幅が広い。　「ポ、ポ ・・・ 」 と空筒 からづつ を打つような声で鳴く。　ちなみに空筒とは、空砲に同じ。 　センダイムシクイなどの巣に 托卵 する。　アジアに分布し、初 夏に日本に来て、冬は南方へ渡る。　ポンポンドリ。

広辞苑　第四版より引用

　このカッコウの仲間は、声はまったく異なるのに、姿・格好がよくに似ているので、同定 が難しいのは、コサメビタキ や サメビタキ と同格であろう。

　何しろ夏鳥は繁殖のために南の国から渡来 （里帰り） して、寒くなる前に、生まれた子供たちも一緒になって渡去していくものだから、この時季は成鳥も幼鳥も雄も雌も混在する。

　それぞれわずかではあるが違いがあり、わずかであるからこそ同定が難しい。