ソウシチョウ （相思鳥）

2007/04/26

ソウシチョウ　八幡市 2007/04/08 Photo by Takayama （写真�@提供：　高山）

　《 男山にも居たんだね 》
　『谷の斜面を小さな鳥が群れて飛び交いながら餌を探していました。
メジロかなと思いましたら、何と ソウシチョウでした。
こんなに身近に観れるとは驚きです』

　《 拉致被害者は私よ！ 》
　『よそのお国で悪さはしないでね』

　いわゆる籠脱けの鳥として ・・・ ドバト同様に、日本では野鳥として認められていないという。

　cf. 帰化は許可されない？

籠脱け かごぬけ

本来、日本に生息していないものを外国から輸入して、ペットとして飼ったり、売ったりしていたものが、その鳥籠から脱け出し、野生化したもの。　また、動物園などから逃げ出したもの。 　ソウシチョウの他に、セキセイインコなどが有名である。 　自由を求めて、自ら脱走したものもおろうが、何らかの理由で飼えなくなったりして、野に放つ者もいたに違いない。 　また、籠の鳥を自由にしてやれば、功徳が得られると信じて、買い求めては、野に放つ者もいただろう。 　これらの鳥が生態系を乱す原因になることは疑う余地もないが、いづれにしても小鳥に責任はない。　全て、身勝手な人間の仕業であろう。 【補足】 　特に、ソウシチョウ は、"特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 （平成１６年６月２日に公布され、平成１７年６ 月１日に施行された）" により、規制対象になっているものの一つである。 <特定外来生物の取扱いに関する規制> （１） 飼養等の禁止 （２） 輸入の禁止 （３） 譲渡し等の禁止 （４） 放つこと、植えること又はまくことの禁止 <特定外来生物の防除> 　特定外来生物の捕獲、採取若しくは殺処分又は被害発生の防止措置などの防除を行うことが必要となる。　また、「鳥獣保護法」 の規定は適用しないこととした。 （１） 主務大臣等による防除 （２） 主務大臣等以外の者による防除 　「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の施行について」 から引用